沖縄も寒くなり、暦では立春を迎えましたが、風が強い日は体感温度が本土並みかそれ以上に低い日もあり、
春を微塵も感じない今日この頃ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
その寒い季節の定番ニュースで多いケースが火災関連です。
昨年沖縄でも賃貸物件の一室で火災が起き、幸い建物全体の延焼はありませんでしたが、一室内部が全焼した事故のニュースがありました。
聞くところ、このお部屋の入居者は火災保険に未加入だったそうです。
そこからの賠償のことを考えると、恐ろしや、恐ろしや...
管理会社としても他人事ではなく、改めて火災保険の大切さを痛感しております。
日頃弊社にて物件契約をする際は、ご契約者様に総合安心保険(火災保険)の加入を強く推進しております。下記内容を簡単にですがご紹介致します。
家財保険
賃貸住宅での「火災保険」は、多くは家財保険を指しています。火災などで借りている部屋の家財(家具や家電など)が燃焼した場合に補償される保険です。
補償されるのは賃借人、ということになります。
借家人賠償責任補償
借りている部屋で火事を起こしたり、水漏れなどで内装の張替えが必要となったときに、家主様に対して補償するものです。
個人賠償責任保険(個人賠償責任補償特約)
日常生活で他人の家の財産を破壊、他人にケガをさせた場合の賠償責任を補償する保険。住宅の場合は、水漏れ事故で下の部屋の人に被害を与えた場合などに補償されます。自動車保険やクレジットカードの保険に付加されている場合、万一のときはその保険から補償される為、二重に加入する必要はありません。
修理費用補償
空き巣に玄関ドアや窓を壊された、道路からの飛石で窓ガラスが割れたなど、入居者に責任はないものの賃貸借契約で入居者が修理することになっている場合の修理費用を補償します。
賃貸アパートや賃貸マンションの自分が借りている部屋で火事を出した場合、実は日本の民法では重大な過失がない限り、家主様に対する建替え費用などの損害賠償は発生しません(失火責任法)。また、通常、家主様は自分が所有する賃貸アパートや賃貸マンションに火災保険をかけて万一に備えています。入居者も家財保険に入っていれば火事で焼失した家財は補償されます。
弊社が加入を促進している(入居者様個人で契約されている保険がある場合を除く)、
総合安心保険は、上記4つが全てカバーされている保険ですので、火事など入居者原因で原状回復ができない場合の家主様に対する債務不履行を防ぐ役割を担っております。
これを機に皆様もご自身で加入されている保険内容も改めてご確認、見直し等ご検討されてみてはいかがでしょか?