こんにちは!
いつも楽しみにしている皆さん、ブログの更新が遅くなり大変大変申し訳ございません。(汗)(汗)
さて、最近の賃貸不動産業界ですが、ものすごい勢いで進化しています。その中でいくつかご紹介します。
・IT重説(重要事項説明書)
これまで宅地建物取引業法は、宅地建物取引士が賃借人に対して重要事項説明書を対面で説明を行わなければなりませんでした。
IT重説とは、インターネット上のテレビ会議システムなどを利用して対面以外の方法で賃貸借契約における重要事項説明を行うことです。
つまり来店せずに重要事項説明書の読み合わせが行えるようになります。
・VR内覧 以前のブログ
実際に物件に行かず、360度カメラを使って撮影した画像情報を確認して「ここにいる」という臨場感と目線の画像を見れるようにしたもの。Googleストリートビューと連携することで、室内のみならず、物件の周辺環境などの現地に行かず確認することができるようになります。
・電子契約書、電子署名
これはパソコンやスマホから書類の署名・送付・管理を可能にするクラウドサービスです。今まで紙に印刷して署名や印鑑を押していた書類を、電子署名を使ってやり取りすることができます。
(不動産契約の電子化における課題はあります。宅地建物取引業法の「重要事項説明書」や「契約書」の規制です。現在一部、不動産業における重要事項説明書・契約書の交付と記名押印は電子化が認められていません。)
・無人店舗
大型商業施設などにタッチパネルモニターとプリンターを内蔵した機器で、気軽にお部屋さがしができるものです。条件を入れて物件を検索、室内はVRで確認、資料を印刷して持ち帰るか、インターネットを通じて問い合わせや申込みなどの手続きを行うことができます。
その他にも、玄関ドアの電子キーシステムにより、鍵がなくなり暗証番号やスマートフォン、カードで開閉でき、様々な商品開発が進んでいます。
こんなイメージです。スマートフォンや無人店舗で物件を検索、VR内覧をして物件の申込み、IT重説、電子契約書に電子サインをして契約手続き、電子キーシステムにより物件の引き渡しまで完了。
時代の変化でどの業界も便利になるのは、とてもいいことですが人が関わっていないのは寂しいですね。あの定員さんの接客が良かった、あのお店の雰囲気が良かった、また行きたいなど、人が関わる大切な部分は忘れずにしたいです。
川端