こんにちは(*^▽^*)
みなさま、いかがお過ごしでしょうか!
肌寒いもありますが、早々にかりゆしウェアーに衣替えしてネクタイから解放されています!(^▽^;)
不動産管理会社の賃貸管理に携わっていると「家賃相場」は普段から気になるところです。
賃貸住宅の場合、家賃を決める要素とは何でしょうか。一般的に言われるのは、築年数、お部屋の広さ、交通の便等々でしょうか。
でも、これだけで家賃を決められるような単純な話ではありません。
近隣物件の家賃を広さで割り戻して㎡単価を出し、そこに設備の仕様、間取りの良さ、立地や周辺環境を考慮して家賃の単価を上下させていきます。
新築物件に関しては、建築費高騰の影響も大きく建築費から逆算した家賃も見受けられます。しかし、近隣物件と比較して極端に家賃が高くなったり低くなったりしないように、「家賃相場」として考慮し、無理なく設定していくという感じです。
近隣物件の家賃がいくらぐらいか重要なポイントになってきますが、そこで、私達の管理物件での賃貸契約の家賃を2021年と2023年で比較して平均賃料を確認してみました。
1Rは3.4%増の45,236円、2LDKは2.8%増の63,422円、3LDKは1.0増の74,429円、微増と取るか激増と取るか悩ましいところですが、間違いなく上がってきている事実はあると思います。
資源価格の高騰や円安による輸入コストの増加により物価の上昇、建設費の高騰は、昨今の状況を踏まえるとまだまだ続くことになりそうです。家賃に関してもその要因を鑑みれば、よほど需要が低迷しない限り、しばらくは下がりそうな気配はないと言うところでしょうか。今後も不動産の市況、家賃動向に注視していきたいと思います。